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お年玉の使い道どうしてる?子どもが自分でお金を使う体験も大切!
子どものお年玉は誰が管理していますか?
親が預かり即貯金される家庭が多いようです。
この記事では、提案の一つとしてお年玉を子どもが管理する事の大切さをお知らせしていきます。
子どものお年玉の相場
まずは子ども自身が1件あたりのお年玉を理解しましょう。
学年 | 金額 |
未就学児 | 1,000円 |
小学生(低学年) | 3,000円 |
小学生(高学年) | 3,000~5,000円 |
中学生 | 5,000~10,000円 |
高校生 | 10,000~20,000円 |
上記の金額は1件の平均のお年玉の金額相場です。
周りに親戚などが多ければ多いほど、お年玉が増えるでしょう。
そのお年玉は、各家庭でどのように管理しているのでしょうか?
お年玉の使い方
1位は「貯金」
85%の方は親が預かり貯金をしているケースが多いようです。
貯金の理由としては、
・「無駄遣いをさせたくない」
・「将来のために貯金しておく」
・「金銭感覚が身に付いた年齢になって渡したい」
・「お金の大切を知って欲しい」
など…
もちろん「貯金」する事もお金の使い方としては、素晴らしい選択のひとつだと思います。
お年玉は子どもが管理した方がいいの?
なぜ「貯金」ではなく子どもが管理した方がいいの?
いうとお年玉を子どもが管理する事でお金の使い方を学んで欲しいからです。
よく聞く事例では、「とりあえず貯金しときなさい」と言う親が多く気付けば、
「お年玉」🟰「貯金」というイメージになります。
確かに、無駄遣いがないので貯金する事でお金は溜まっていくでしょう。
ただ、怖いのはお金の使い方を知らないまま、育つ事で自分でお金を使えるようになると浪費する事例も多く聞きます。
その為、まとまった金額のお年玉をどのように管理するかが大切なのです。
何歳から管理させた方がいいの?
理想は、自分の意思で欲しい物が買える事が理解できる3歳からですが、0〜4歳まで、親が管理しても問題ないとは思います。
就学前の5歳ぐらいから、自由にお年玉を使う選択肢を増やしてみてはどうでしょうか?
心配であれば始めはお年玉の半分を自由に使う提案をしても良いかもしれません。
どのように管理させていいかわからない。
それでは、子どもがお年玉をどのように管理していくのがいいのかをお知らせします。
極論「好きに使わせて下さい。」
ただの無駄遣いだと思うかもしれませんが、
子どもがお年玉(お金)の使い方を知るのが大切なのです。
子どもが、自分でお金を使わなければ、「これは無駄だった」などの痛みを感じる事もなく「あとどれくらいの金額を使えるか」など計算する事もありません。
小学3年生以下ぐらいまでは「〇〇買ったけどどーだった?」など聞いて気付かせるようなサポートは必要かもしれませんが、小学3年ぐらいになると親に言われなくても気付けるようになります。
例えば、「⚪︎⚪︎我慢してたら欲しい物が買えたな」など浪費を控える事にも繋がってきます。
ただ子どもが買った物を大人の物差しで「無駄遣いしかしてないね」などネガティブな事を子どもに言わないように気をつけて下さい。
子どもにとっては夢中になれる物や創造力や集中力が育まれるものだったりすることもあります。
子どもが無駄使いに気づかない時は?
子どもが無駄遣いに気づかないケースは、お金を好きに使っていいけど、ルールを知らせて収支表など使ってみてはどうでしょうか?
ルール
①子どもが好きなようにお年玉(お金)を使っていいけど、収支表に記入する。
②購入したら1週間後に自分の買った物を評価する。
③買った物は収支表に記入して親にみせる。
※小学3年以下は親と一緒に記入する。
など…ルールを設けて、記入することでお金の流れをわかりやすくすると良いでしょう。
下記に収支表のテンプレートを用意してますので良かったら参考にされてみて下さい。
まとめ
お年玉の使い方として、「貯金」も良いことだと思います。
選択肢のひとつとして自分で使いお金の使うことをオススメいたします。
幼児からお年玉を使うことでマネープランを覚えます。
その中でお金の大切さやどのようにお金の使い方を学ぶことが出来ます。
自分で考えてお年玉を使う事で成長にもつながりますので、是非参考にされて下さい。