目次
「帰りたくない!」と泣き出すわが子…困った経験、ありませんか?
公園やショッピングモールで遊んでいて、いざ帰ろうとしたら・・・
「まだ遊びたい!帰らない!!」
と地面に座り込み、大泣きする子ども。
そんな経験、子育て中の保護者なら一度はあるのではないでしょうか。
周囲の視線も気になるし、なんとか連れて帰りたいのに言うことを聞いてくれない。
つい怒ってしまって、あとから自己嫌悪に陥ることも…。
私も子育てアドバイザーとして、たくさんのご家庭から「公園から帰れない問題」に関する相談を受けてきました。
「どうしたら泣かずに帰れるの?」「早く帰ってやることあるのに…」と、多くの方が悩まれています。
この記事では、「子どもが公園から帰らない!」という場面での困りごとについて、
- なぜ子どもは帰りたがらないのか?
- 保護者がイライラしてしまう背景
- 今日からできる5つの具体的な工夫
- それでもうまくいかない日の考え方
をわかりやすく、具体例を交えながら紹介していきます。実践しやすい内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
なぜ子どもは帰りたがらないの?〜発達と気持ちの理由〜
まず大前提として、「帰りたくない!」はワガママではありません。
理由はとてもシンプル。
子どもにとって、公園やモールなどは「楽しくてたまらない場所」だからです。
でも実はその背景には、子どもの発達や特性が深く関係しています。
- 「今この瞬間」が全て。未来(帰る時間)の感覚がない
- 楽しいことを中断する「切り替え」が苦手
- 自我の芽生えとともに「もっと遊びたい!」が強くなる(2〜4歳)
1〜3歳ごろは「イヤイヤ期」と呼ばれるほど、自己主張が強くなります。
楽しいことが終わる寂しさを、まだ上手に言葉で表現できないぶん、泣いたり怒ったりと感情で表すのです。
5〜8歳になっても、「楽しい時間が終わること」への抵抗感は続きます。
「もっと友だちと遊びたかったのに」「あと一回だけ遊具で遊びたかったのに」——そんな想いが、なかなか気持ちの切り替えをさせてくれないのです。
保護者がイライラしてしまう理由とは?〜それ、仕方ないことです〜
子どもが泣き叫び、帰ろうとしない。
その姿を前にすると、どんなに心の広い保護者でもイライラしてしまいます。
- 夕飯の準備や兄弟のお迎えなど、時間のプレッシャー
- 周囲から「しつけがなってない」と思われている気がする
- 同じことの繰り返しで疲弊している
- 言っても聞いてくれない無力感
これはもう、“仕方ない”の一言です。
イライラしてしまった自分を責めるより、「それだけ真剣に向き合っているんだ」と認めてあげてください。
私も子育て現場で、「怒ったあとに自己嫌悪してしまいます…」という声を何度も聞いてきました。
でも、失敗は学びのチャンス。
次どうすればいいかを考えられれば、それで十分です。
今日からできる!泣かずに帰るための5つの工夫
多くのご家庭で効果のあった、現場からのリアルな対処法をご紹介します。
1. 事前に「帰る時間」を伝えておく
「〇時になったら帰ろうね」と予告するだけで、子どもは心の準備ができます。
ポイントは、少し早めに伝えること。15分前ルールなどを活用すると◎。
たとえば「5時に帰る」なら「4時45分にはおしまいにしようね」と伝えておくと、気持ちの切り替えがしやすくなります。
2. 「遊びたい気持ち」に共感する
「まだ遊びたいんだね」「楽しい時間だったもんね」と、まず気持ちに共感を。
ある保護者は「共感の一言だけで、怒らずに帰れるようになった」と話してくれました。
子どもは“気持ちをわかってもらえた”という実感があるだけで、驚くほど素直になることがあります。
3. 「帰ったら○○しよう!」と楽しみを用意
「帰ったらおやつにプリン食べよう!」「晩ごはん、○○にしようか?」など、帰宅後の楽しみを提案すると、次の行動に気持ちが向きやすくなります。
あるパパは「電車を探しながら帰る」のが息子さんとのルーティンで、それが“おしまい”の合図になっているそうです。
4. 小さな“選択肢”を与える
「あと1回だけすべり台か、ブランコか、どっちがいい?」
「抱っこで帰る?自分で歩く?」
など、小さな選択肢を提示することで、子どもは“自分で決めた”納得感を得られます。
5. おしまいのルールを取り入れる
「滑り台さん、今日はありがとう!バイバイ〜」
「10数えたらおしまいね。一緒に数えよう」など、遊びに区切りをつけるための“おしまいのルール”は、子どもにとって心の準備になります。
ある4歳の子は「遊具にタッチしてから帰る」と決めてから、泣かなくなったそうですよ。
それでもうまくいかない日は…完璧じゃなくていい
どれだけ工夫しても、うまくいかない日もあります。
眠い・空腹・疲れなどが重なれば、何を言っても届かないことも。
そんな日は、焦らず静かに見守ってください。
「泣きたいだけ泣けば気が済むタイプ」か「落ち着くまで抱っこが安心するタイプ」か、子どもによっても違います。
「帰りたくなかったね」「たくさん遊んで楽しかったね」と寄り添う声かけをするだけで、子どもは少しずつ気持ちを整えていきます。
それでもダメなときは、「今日の帰りは大冒険だったね」と軽く笑ってあげるくらいでちょうどいいのです。
よくあるQ&A〜読者から寄せられるお悩み
その子の性格や発達段階によって“ぐずるタイミング”が違うだけで、誰もが通る道なのです。
そんなときは「いっぱい遊んで、楽しかったね」とまず気持ちに共感し、帰宅後は静かな時間(絵本、スキンシップなど)で安心感を取り戻せると◎。
でもあとで「ママは怒っちゃったけど、また一緒に行こうね」とフォローすればOKです。脅しより“信頼の積み重ね”が効果的です。
短い声かけでも「気持ちには気づいているよ」と伝えることが大切です。「○○ちゃんも待ってるから、ママもがんばるね」と家族全体の状況を一緒に共有する声かけがおすすめです。
まとめ 〜泣く・帰らないも“成長のひとコマ”〜
公園から帰るだけなのに、毎回が試練。
それでも、子どもと一緒に“切り替え力”を育てている大事な時間です。
泣く日もあれば、すんなり帰れる日もある。
その波こそが子どもの成長の証。あなたの関わりが、子どもの心にしっかり届いています。
こうした日常のつまずきに効くヒントをこれからも発信していきます。
この記事が少しでもあなたの支えになれば幸いです。
応援しています。






