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【2023年9月】こども誰でも通園制度の現状

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こんにちは。aceruuです。

今回は政府が推し進める「異次元の少子化対策」!
その中の「こども誰でも通園制度」について現状(2023年9月)でわかる範囲で解説していきたいと思います。

こども誰でも通園制度とは

親の就労要件を問わず、保育所や認定こども園を時間単位で利用できる新制度。

 保育所などに通っていない未就園児の親が孤立するのを防ぐのが狙いで、政府の少子化対策「こども未来戦略方針」に盛り込まれている。

いつから始まるの?

2023年からモデル事業には仙台市や横浜市、千葉県松戸市、東京都文京区、北海道白老町など全国の31市区町が参加。政府は効果を検証した上で、2024年度からの本格実施をめざす方針

利用対象者

保育園に通える年齢0歳〜6歳のこどもの保護者が対応

0歳児(3ヶ月〜6歳児)

就労してない保護者でも大丈夫

時間料金:自治体により異なる

※自治体の施設により、預けられる時間や料金、預けられるこどもの年齢など違う可能性が高い。

モデル事業での料金体制

モデル地域(各地域)により利用料金が違い、今後も自治体によって料金が異なると予想される。

文京区 仙台市
※園により異なる
大阪市 高槻市
実施数
預かり時間 9:00〜17:00 7:30〜18:00 9:00〜16:00 9:00〜13:15
定員 6人 不明 0歳児:2人
1歳児:2人
2歳児:1人
最大48名
料金 週1回:5,000/月
週2回:8,000/月
3歳未満:1,000/日
3歳以上:500/日
3歳未満:2,300/日
食事代:300/回
おやつ代:50/回
登録料:7,000
保育料:5000
給食費:4,000

※2023年9月までを参考資料(現在50施設でモデル事業実施)

こどもを預ける目的(メリット)

『親がリフレッシュできる』

・ワンオペ育児で疲れが溜まっている。
・美容室や買い物に行きたいがこどもを預ける場所がない
・家の片付けや夕食の準備をするの時間

など日頃から育児、家事に余裕がない親のために、こどもを信頼できる施設に預け、親が自分時間を持てるようになりリフレッシュすることで、ストレスを溜めずに育児がしやすくなる。

『保育士に相談できる』

・日頃の子育てに悩み事を、専門の職員(保育士)に相談できることで悩みを解決し、前向きに子育てを行う。

『孤立化の防止につながる」

・保護者や保育士と話す機会が増えることで悩みを打ち明けるママ友などが増えて、孤立することが減り楽しんで子育てができる。

『集団遊びの経験は発育への効果が期待される』

・保育園、幼稚園、サークル活動に参加してなくても、こども誰でも通園制度」を活用することで、健康、人間関係、環境、言葉、表現など集団活動を経験することで発育への期待できる。

利用するデメリット

・自治体によっては、制限がある可能性がある。

・不定期でこどもを預けることで、こどもが情緒不安定になる可能性がある。

料金が発生する可能性がある

・預けている時間は慣れるまで、ずっと泣いている可能性がある
※子ども負担がかかることもある。

保育士不足が解消されてないため、すぐに予約が取れない可能性がある

受け入れる保育現場の現状を知ろう

保護者にはとても助かる制度ですが、保育士不足ということもあり、日常の保育、行事、書類、ピアノの練習、残業、場所のよって持ち帰りの仕事などで保育士が疲弊してる園も多く、一時預かりをする余裕のある保育園は少ない現状です。
政府は処遇改善を視野に入れいるようだが、現場の環境が改善しない限り保育士に負担がかかるの必然だろう。


まとめ

2024年から本格的に実施する「こども誰でも通園制度」が始まる予定。
こどもを育てる親からは、賛成する声があるが、受け入れる側(保育士)からは、「負担が増える」「処遇改善、設置基準」などを優先して欲しいといった声が相次いでいます。

ただ保護者にとっては、「こども誰でも通園制度」を週に1〜3回利用し、悩みを相談できる事で親が心身ともにリフレッシュする事で、保護者の負担が減り子どもとの触れ合う時間も増える事が期待できる制度である。

まだ、政府からは詳しい詳細が出てないので、定員、時間、料金、対象年齢、ルールなどはモデル地域でしか把握できないが現状である。

また、「こども誰でも通園制度」が始まる事で、受け入れる側の保育士に負担がかかる事で園の通常業務(保育)に支障が起きる可能性が高くなり、不適切な保育が増えたり、退職者が増える可能性もある。そのため、受け入れる環境が整わず誰で通園」はできないことも予想される。

今後政府は、保育現場の環境改善がこれからの課題である。
『こども誰でも通園制度」は就労してない保護者には素晴らしい制度だが、受入れ側の問題で、定員がすぐに埋まり誰ででも通園できない可能性もあると予想される。
2024年には始まる予定だが問題は多くあるので、改善されて、子ども、保護者が笑顔で子育てできる制度にして欲しい。

また、詳細が決まればブログにてお知らせしていきます。